TGVのカレー駅。三十年前、外房小湊のホテルの箱バンの手伝いに呼ばれたことがあった。電話で指示された駅にベースを抱えて降り立ったのは、夏の終わりの夕暮れ時。寂れたホームと夕陽が妙に侘しかったけれど、その時と同じような夕陽が駅のホームの向こう側…
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