2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

サクレ・クール寺院より

細くて暗くて急な階段を登っていった。ようやく辿りついた寺院の塔の窓から外を覗いた。冬の短い午後の最後の陽光が街を照らしていた。

コンフラン

それから夜明け頃にうとうとしながら夢の続きをみた。 女の子と歩いている。もしかしたら恋人かもしれない。それが誰だったのか分からない。白い薄手のカーデガンを羽織った彼女は僕の少し前を歩いている。季節は秋?或いは春先、、、。坂を登ってどこかの大…

アレクサンドル三世橋

夢を見た。窓から360度の視野で街を見下ろせる高い塔に住んでいた。ある朝目を覚ますと、廃墟と化した近未来都市が降ってきて、街を埋め尽くしている。ああ、夜中に街が降ってきたんだなあ。近未来都市の残骸に埋め尽くされた古い街並みを見下ろしながら、ぼ…

カレー

TGVのカレー駅。三十年前、外房小湊のホテルの箱バンの手伝いに呼ばれたことがあった。電話で指示された駅にベースを抱えて降り立ったのは、夏の終わりの夕暮れ時。寂れたホームと夕陽が妙に侘しかったけれど、その時と同じような夕陽が駅のホームの向こう側…

ラレイ城(le chateau de Raray)

コクトーの映画「美女と野獣」(La Belle et la Bete)の舞台になった城。今はホテルとレストラン、それに広大な敷地はゴルフ場になっている。こうした歴史的建築物でも、ある程度商売をしないと維持できないのだ。パリ近郊にはこうした城が数知れずあるが、そ…

terranaomi

パリとはなんの関係もないけれど、下のビデオが気に入ったので転載します。インターネットで流した彼女の歌に対して世界中から送られてきたビデオを編集して、製作したミュージック・クリップだけど、新鮮な試みだと思う。歌もいいし。

コンフラン・サント・オノリーヌ

セーヌ沿いの美しい港町、コンフランの小路。左に曲がると、古い屋敷の尖塔や公園や教会や市の美術館がある。右にはなんにもない。ただ、石塀に挟まれた敷石の細い舗道が緩く登っていた。次に機会があれば、右に曲がってみよう。

台所

やっと改装の終わった台所。2006年11月12日の写真と比べると、変わるものだなと我ながら感心する。それと、もう一つビデオ作りました。冗長だし撮るときの要領が悪いな。勉強、勉強(笑)。 パリの黄昏 - YouTube

ムドン

元旦の伽藍とした街。パリ市内には一軒家はほとんどないけれど、少し郊外に出るとミニチュアのような街並みに出合う。ムドンの街の丘に登るとパリと郊外が一望の下に見渡せる。今日は曇っていて白茶けていてシニックな風景だった。 右の丘はモンマルトル。そ…