2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アンドレ・シトロエン公園

久しぶりに夢を見た。 私は、昔住んでいた私鉄沿線の街に戻ってきたばかりだ。公衆電話の横で、改札口が吐き出す乗客の中に彼女を見つける。それから、一緒に近くの公園までぶらぶらと歩く。そこでは集会が催されていて、誰かが遠くのステージで演説をしてい…

ジョルジュ・サンク通り

パリでは、工事中のビルの壁画はいろいろ楽しいものが多いが、このダリ風壁画は、昔15区のビアケイムの『サージェント・ペッパー・ロンリー・ハート・クラブ・バンド』風壁画以来の傑作。

トリアル・シュール・セーヌ

セーヌ川沿いの広い庭の奥に、十九世紀の城館が午後の太陽を一杯に浴びてゆったりと佇んでいる。日本は、フローではフランスを凌駕しているが、ストックは遥かに及ばない。

ポンピドー病院

来週の日曜日は、大統領選の第一回投票日。ポンピドーと云えばシラク、ミッテラン、ジスカール・デスタンのその前の大統領だから、来月選出される新大統領から数えると五代前になる。レ・アールのポンピドー美術館と合わせて斬新な建造物。受付は明るく広々…

菜の花畑

見渡す限りの菜の花畑。どこまで行っても菜の花畑。あの向こうには何があるんだろう。生まれ育った九州では見たこともないはずなのに、なんとなく懐かしい気持ちになる。少女と手を繋いで散歩をした少年の頃を思い出す、はずもないのだが。パリから車で三十…

リール美術館

ルーブルに次ぐフランス二番目の美術館らしい。なにが二番目なのか?コレクションの質は、まさかオルセーに勝るとは思えないから、館の大きさなのだろう。或いはコレクションの数かもしれない。広々とした壁が狭く感じられるほど一杯に画が展示されている。…

リール旧市街

リールの旧市街地。リールと云えば35時間制を導入したマルチン・オベリの地盤で学生の多い街。天然ガスで走るバスや大幅な車線規制など、社会党・緑の党の政策が垣間見られる。しかし、公共交通機関の少ないこの街での車線規制などで、中心部の渋滞も酷かっ…